10.患者さんはえこひいきしなさい!
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『患者さんを差別してはいけない!』
確かにその通りです。
私も修行時代に散々師匠に言われてきました。
ただ一人治療院や一院経営の場合は、患者さんを差別ではなく区別する事が大切です。
一人治療院や一院の場合、グループ院とは戦い方が違うのです。
そこを理解して戦術を変える必要があるのです。
顧客分類の基本として3段階に分けられます
顧客は3段階に分けられます
①客=カスタマー
カスタマーとは単純に購入する人、あなたにお金を払う人という関係です。
②お客様=クライアント(ファン)
あなたの保護下にある人。
予約を取り予定通り来院してくれる患者さん
③熱狂的ファン=レイビングファン(信者)
あなたなしの世界が考えられない人
この中でレイビングファンをいかに増やすかが安定経営の大きなカギなのです
治療院ビジネスにおけるマーケティングの基本は何かというと
集客→施術→教育→フォロー→リピートまたは紹介
になります。
この中で教育とフォローを徹底してファンになって頂く事が第一段階になります。
そして理念や信念を語り続けてレイビングファン(信者)=あなたなしの世界は考えられない人を増やしていく事が第二段階になります。
そしてレイビングファンになった人には特別なメニューやサービスメニューを作り、えこひいきしていき関係性を深めていくのです。
別の視点からも考えてみましょう!
先生はマーケティング用語のパレートの法則はご存知でしょうか?
パレートの法則とは、「2:8の法則」とも呼ばれる。 顧客全体の2割である優良顧客が売上の8割をあげているという法則のこと。
全ての顧客を平等に扱うのではなく、2割の優良顧客を差別化することで8割の売上が維持でき、高い費用対効果を追求できるとするもの。
このような観点から見ても患者さんを区別する事の大切さは理解してもらえてでしょうか?
患者さんの中には例えば腰痛改善という痛みの改善だけを望む人もいますが、一方で痛みだけでなく痛みの出ないカラダを作る方法を知りたい!
そんな方もいるわけです。
その中で後者の方のサインを見分ける事がとても大切なのです。
その方法は簡単です患者さんに
『患者さん以上に関心を持つ事』
なのです。
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